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公金

公金

大阪大学大学院医学系研究科医学部の元教授の研究室で、非常勤の研究員が毎月、大学から受け取った給与の約半額を"キックバック"の形で研究室内の事務担当者に返金するよう研究室側から指示され、その金は部外者に分からないようプールされていた疑いがあることが明らかになったそうです。

要求されていたのは、独立行政法人「科学技術振興機構」から、この元教授の研究室が受託した研究に携わるため、平成20年5月から阪大と雇用契約を結び、「特任研究員」と呼ばれる非常勤の研究員として勤務していた中国籍の30代男性とのこと。

研究員の給与は原則的に時給制で、就業時間などの雇用条件は研究室で決定できるといい、男性は当初、毎月約10万円の給与を受け取っていたそうです。

ところが20年秋ごろ、研究室の会計担当者らから、「研究費が700万円余るので使い切りたい。手取り分として5万円を上乗せするから、振り込んだうち半分を返金してほしい」と持ちかけられ、翌月から約1年間、男性の銀行口座には毎月三十数万円が振り込まれるようになり、男性は約半額の15万円程度を毎回引き出し、事務担当者に現金で手渡していたとのこと。

事務担当者はこの金を研究室関係者の名義とみられる口座に入金していたといい、キックバックの総額は200万円前後に上るとみられるそうです。

男性は新聞の取材に「要求を断り切れなかった。働き続けたかったので、大学に通報もできなかった」と話しているとのこと。

この研究室をめぐっては、他の研究員も給与の約半額の返還を一時、求められたが、拒否したことを証言しているそうです。

元教授は取材に対し「私は教授なので出張が多くすべて担当制にしていた。担当者に責任を持ってやってもらっている」と釈明し、関与を否定しているとのこと。

公金である研究費、次の予算をもらえないと思って担当者はこのようなことをしたのでしょうか・・・。

債務整理をきちんと行い、本当に必要な研究費を受け取ってほしいなと思いました。

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